周小川：中国は急速で効果的に経済成長の下降を抑制しました。

5月28日から29日まで、「中央アジア、黒海及びバルカン半島地区中央銀行総裁クラブ第23回会議」がカザフスタンアルマトイ市で開催されました。

主催者の招待に応じて、中国人民銀行の周小川総裁は特別招待者として会議に出席し、発言しました。

周小川氏は、昨年以来、国際社会が深刻な金融危機に共同で対処してきたと指摘した。

複雑で変化に富む新しい情勢に直面して、中国政府は国内外の経済情勢の発展変化によって、マクロ経済政策をタイムリーに調整し、積極的な財政政策と適度な金融緩和政策を果敢に実施し、迅速かつ効果的に2009年初めに出現した経済成長の下降傾向を抑制した。

周小川氏はまた、中国が国際金融危機救助や金融改革に積極的に関与していることを紹介した。

会議に出席した各国の代表は当面の国際と域内の経済金融の発展状況を討論した。

代表たちは、世界経済の回復が予想より良いにもかかわらず、世界経済は現在も多くの困難と不確実性の要素に直面していると考えています。

危機後の国際金融秩序をどう再建するかは、各国が直面する課題である。

各国は地域金融協力を強化し、公平、公正、包容、秩序ある国際金融の新秩序の確立を推進しなければならない。

「中央アジア、黒海及びバルカン半島地区中央銀行総裁クラブ」は、1998年にトルコ中央銀行が提唱した地域中央銀行総裁会議のメカニズムであり、このクラブは地域中央銀行間の協力と地域金融事務における協力と経験を共有することに力を尽くしています。

クラブは現在20のメンバー国があります。